いただきストリート入門-A ― いただきストリート攻略 ―
5章 株で儲ける ― いたスト攻略 ―
お金を稼ぐための3つ目の手段は、株で儲けることです。実社会では、買った時よりも株価が高くなったら儲けたことになり、安くなったら損したことになりますよね?
いたストの世界でも同じです。
(1)株価の変動条件
いたストでの株の意味自体は、前述した通り実社会とほとんど同じなのです。ただ、株価の変動条件が実社会とは異なります。
いたストでの株価の変動条件は主に以下の二つです。
@ 10株以上売り買いした場合
1度に10株以上買った場合は、株価が上がます。
逆に1度に10株以上売った場合は、株価が下がります。
株を買えば株価が上がるし、株を売れば株価が下がるという点では実社会とほとんど同じですね。
A エリア内の店価格が上下した場合
まず、エリアを会社だと思ってください。エリア(会社)ごとに株があります。
そしてそのエリア(会社)の株価は、エリア(会社)が所有する店価格合計に「ほぼ」比例します(表3参照)。
したがって誰かが店に増資した場合に株価が上昇します。
(2)どうやって株を売り買いするの?
まず、売るのはいつでもどこでもできます。しかし、買うのは銀行を通過するときに限られます。
さらに、1度に買えるのは1つのエリアの株だけで、1度に買える株の数は最大で99株までです。
このことは、複数のエリアの株を所有したり、100株以上所有するためには、銀行を二回以上通過する必要があることを意味しています。
いたストでは現金を持つメリットがほとんどないので、買える時に現金の許す限り(できれば99株)買うのが鉄則です。
店を買うための現金が必要なのでは?と思う人がいるかもしれませんが、店を買った直後に株を売って店の購入資金を払うということができるので心配無用です。
(3)株を買って儲ける
株を1度に10株以上買うと株価が7%上がります。例えば、株価10(10.0)Gの株を99株買うと、株価11(10.7)になります。
このとき、99G儲かります。特にゲーム開始直後の99Gはそれなりに大きいので、
ゲーム開始直後は、買うと株価が上がるエリアを優先的に買った方が良いです。
逆に株を1度に10株以上売ると株価が7%下がります。
例えば、現金をほとんど持っていない時に、ライバルに買い物料を払って、株を10株以上売るハメになったとします。
このとき99株持っていたとして、10株売って株価が1G下がった場合、89G損することになります。
もし94株売った場合は、5Gしか損しないので、株価が下がってしまう場合は、一気に売った方が良い場合もあります。
しかし、株を買う機会は限られており、株を持っていることのメリットも大きいため、89G損しても10株だけ売った方が良い場合も多々あります。
この辺りの判断は入門編で語るレベルではないので、ここでは深く触れないこととします。
(4)株を買って自分の店に増資する
これぞいたストの極意ナリ!と言っても過言ではありません。自分のエリア(会社)の株を買って意図的に自分のエリア(会社)の株価を上げるのです。
実社会でやると証券取引法違反で御用となってしまいますが、いたストの世界では合法です。
合法どころか王道です。
例えば図5のように、青太郎が黄枠エリアの株を99株買った後、黄枠エリアの店4に999G増資したとします。
このとき株価が10G上がったので、990G(10G×99)も株で儲けることができました。
おまけに買い物料も大幅にUPするので、一石二鳥とは正にこのことです。
もし、黄枠エリアの株を300株持っていた場合は、3000G(10G×300)も株で儲けることができます。
図5は、青太郎の3軒エリアに株持ち増資した例ですが、
もしこれが青太郎の独占エリアだったら、買い物料がさらに2倍、
増資余りがさらに3倍となります。
株を買って増資することの強力さが分かって頂けたでしょうか?
ちなみに増資したお金を払うタイミングは、増資して株価が上がった直後です。
つまり現金が0でも株さえ持っていれば増資可能です。
図5の例では、999G増資して、株で990G儲けたので、 青太郎の「株+現金」は実質ほとんど変わらないことになります。
勿論、青太郎の店価格が999G増えるので、青太郎の資産(店価格+株+現金)は増えます。
例えば、50株とか株をあまり持たないで増資すると999G増資して株で500G儲けるので、
「株+現金」が499G減るので資金繰りが厳しくなります。
(もちろんライバルが、増資した店に止まってくれれば買い物料がいただけるので、資金繰りが楽になりますが)
逆に例えば300株とか株を大量に買い込んで増資すると999G増資して株で3000G儲けるので、
「株+現金」が2000Gも増えるので資金繰りが楽になります。
だからと言って株を大量に買い込めば買い込むほど良いというわけではありませんが、
この辺りの判断は入門編のレベルではないので、重要戦略編でお伝えする予定です。
(5)株を買ってライバルが増資する
いたストでは、ライバルが増資しそうなエリア(株価が上がりそうな会社)の株を買うことを相乗りといいます。実社会ではこの方法で儲けるしかないはず?です。
ライバルが増資しそうなエリアについては様々な見方がありますが、
最も基本的な見方は、増資余り(あとその店にどれだけ増資できるか)
の合計の多いエリアにライバルが増資する可能性が高いという見方です。
※ 増資余り=増資限度額−増資済額
図6は、あなた(青太郎)が銀行で株を買うときの状況です。
緑枠エリアは橙太郎の独占エリアで、1番増資余りが多いです。
しかも橙太郎は緑枠エリアの株を99株すでに買っており、株持ち増資する気なのは明らかです。
あなたが緑枠エリアの株を買った後、橙太郎が増資すれば、あなたも一緒に株儲けできます。
3軒エリアや独占エリアを持っているライバルの立場になって考えると分かりますが、
増資余りが多ければ多いのほど、たくさん株儲けできるし、買い物料も高くすることができます。
増資余りが多いエリアの株を買って増資したいのは、みんな同じなのです。
図6のケースでは、緑枠エリアの株に相乗りするのが正解でしょう。
相乗り株で儲けるメリットは増資資金をライバルが出してくれることです。
自分の株や現金を手放さずに株儲けができるので、
自分のエリアに株持ち増資する場合よりも、資金繰りが楽です。
6章 超重要戦略!5倍買いで店略奪! ― いたスト攻略 ―
賢明な読者の中には、店が全て買われた時点でもう自分の店を増やせないんでしょ?それならその時点で、自分の独占エリアを持っている人が圧倒的に有利で、
他の人は逆転するの厳しいんじゃないの?という疑問を持たれた方がいるもしれません。
ご心配にはおよびません。いたストではライバルの店を強奪する方法があります。
(1) 5倍買いって何?
5倍買いとは、ライバルの店に止まって買い物料を支払った直後に、店価格の5倍の金額を、株か現金で払ってライバルの店を奪う行為のことです。
このとき店価格の3倍の現金がライバルに支払われます。
例えば、200Gの店ならば1000Gで5倍買いすることができます。
このとき、600Gが元の所有者に支払われ、残りの400Gは闇に消えます。
もしかしたら、消えた400Gは銀行が仲介料としてボッタクってるのかもしれません(笑)
序盤ではさすがに店価格の5倍の値段を払うのは厳しいので、実戦では中盤以降によく見られます。
(2) 5倍買いで自分のエリアを作る
5倍買いの目的の1つは、自分の独占エリアや3軒エリアを作ることです。独占エリアを作るメリットは、しつこいぐらい説明しましたよね。
実戦でよく見られる典型的な2つのケースを紹介します。
ケース1:序盤で自分の独占エリアや3軒エリアが持てなかった場合
まず、ライバルの独占エリアや3軒エリアに相乗りして、相乗り株で儲けます。次に、高くなった相乗り株を元手に、自分の2軒エリアや3軒エリアの店を5倍買いします。
そして、5倍買いしたエリアの株を買って増資し、株儲けや高額な買い物料の徴収を狙います。
これは、下位から逆転を狙うケースでよく見られます。
ケース2:序盤で自分の独占エリアや3軒エリアが持てた場合
まず、自分の独占エリアや3軒エリアの株を買って増資します。この時、株で儲けられるのはもちろん、ライバルから高額の買い物料をいただけることもあるでしょう。
これらの儲けを元手に、別のエリアの店を5倍買いし、新しい独占エリアや3軒エリアを作り出します。
とどめに、その新しいエリアの株を買って増資し、さらなる株儲けや高額な買い物料の徴収を狙います。
これは、序盤から1位でそのまま逃げ切るケースでよく見られます。
(3) 5倍買いでライバルの独占エリアを崩す
5倍の目的のもう1つは、ライバルの独占エリアを崩すことです。ライバルに独占エリア持たれると非常に不利だという話も何度かしました。
そのため、ライバルの独占エリアを5倍買いで崩した方が良い場合があります。
ただし無理して高い店を5倍買いして自滅しないよう気をつけてください(笑)。
ちなみに5倍買いに必要なお金は、元の店価格ではなく現時点の店価格の5倍なので、
全ての店が増資されて店価格が上がってしまう前に崩さないと手遅れになってしまいます。
7章 ミニゲームを楽しんで盛り上がる! ― いたスト攻略 ―
ゲーム中に気軽に楽しめるミニゲームが発生することがあります。けっこうガチになりがちな(笑)、いたストの対戦の中で
自然と笑いを起こしてくれたり、場を盛り上げてくれる大事なスパイスです。
(1) 何が起こるかチャンスカード
何が出るかな♪何が出るかな♪パルプンテ!マップ上の「(トランプの)マーク」マスか「?」マスに止まったときに発生するイベントです。
図7のように敷き詰められたカードの中から1枚をめくります。
引いたカードの番号によって何が起こるかが決まっています。
@発生するイベントの例
<良いカード>57:好きな場所へワープできる!(マップ上の好きなマスに止まることができる。空き店を買ったり、ライバルの店を5倍買いすることもできます)
77:すべてのエリアの株を5枚ずつもらえる!(5株以上持っていると配当金(※)が貰えるのでとても良いカード)
※ 配当金については、重要戦略編で説明する予定です。
<悪いカード>
13:ちょーヒサン!お店の値段が13%ダウン!(自分の店価格だけが全て13%下がる。1位の人が引くと盛り上がります(笑))
<どちらともいえないカード>
18:ぎんこうに2倍の値段でお店を売る!(強制。売られた店はゲーム開始時の持ち主がいない状態に戻る)
81:メダパニをとなえた!(自分以外は次のターン、サイコロが1しか出なくなる。1マス先が高額の買い物料の店だと…)
A1列に揃えてボーナス獲得!
自分の色のパネルが縦・横・斜めのいずれか4つ並ぶと40G、5つで50G、6つで60G、7つで70G、そして8つ全て並ぶと200Gのボーナスがもらえます。
実戦ではボーナスを狙って図7のように綺麗に一列にめくっていく人が多いです。
(2) カジノで遊ぶ
「カジノ」マスに止まったときに発生するイベントです。毎回内容が変わるので説明は割愛しますが、
数十秒以内に終わるシンプルなものがほとんどです。
あくまでゲームのスパイスなので、大勝ちしたり損することはあまりありません。
以上で、入門編は終わりです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。