【目次】

いたスト講座(対人戦編)

1章 はじめに


2章 対人戦のマナー

(1) マナーが悪い行為の事例

(2) グレーゾーンの事例


3章 対人戦の攻略法

(1) はじめに

(2) タイプ別攻略法

(3) 対人戦で危険な状況

(4) 対人戦での交渉




























































































いたスト講座(対人戦編) ― いただきストリート攻略 ―

1章 はじめに ― いたスト攻略 ―

ここでの対人戦とは以下2つを指します。
@物理的に同じ部屋等に集まってプレイすること。
Aオンライン/ネット対戦でプレイすること。

Aの方がマナー面で気をつけることが多いので、主にA中心で書きます。

2章 対人戦でのマナー ― いたスト攻略 ―

マナー?そんな曖昧なの知るか、ルール(仕様)上できることなら、なんでもアリだろという意見も一理ありますが、
そのスタンスだと、この人とはプレイしたくないと仲間外れにされたり、
このご時世ですから、悪質プレイヤーとしてネット上に書き込まれる危険性があります。
実社会にもマナーがあるように、いただきストリートにもマナーがあります。
ただ初心者には何がマナーなのか見当もつかないと思いますので、マナーが悪いと言われる事例を紹介します。

(1) マナーが悪い行為の事例

以下の行為は多くの人がマナーが悪いと考える行為なので、もし故意でない場合は謝った方が良いと思います。

@ 回線または電源断、永久リリーフ

例1:序盤から運が悪すぎるので、回線または電源を切った。(切った人のキャラクタはリリーフ(COM操作)になる)
例2:序盤から運が悪すぎるので、リリーフ(COM操作)にして、自分はいたスト以外のことをして、いたストは最終結果だけ見ることにした。
⇒そもそもCOMではなく人間とやりたくて対人戦をしているので、マナーが悪いと考える人が多いです。

A 自分が勝つ以外の目的で特定の人を妨害する

例1:自分が勝つことはあきらめたが、Aさんにだけは優勝してほしくない(嫌い、むかつく)から、Aさんのエリアを5倍買いで潰したり10株売りする。
例2:自分が勝つことはあきらめたが、Bさんに優勝して欲しいから、Bさん以外に絞って妨害する。
⇒自分が勝つ目的以外での妨害プレイ(ある意味コンビプレイ)は、マナーが悪いと考える人が多いです。
もっとも、自分が勝つことを目的として妨害することは何ら問題ありません。
要は自分が勝つことをあきらめなければいいだけです。

B 自分が勝つ以外の目的で特定の人を有利にする

例1:どうせ勝てないし早く終わって欲しいから、わざと誰かの高額店に突っ込んで破産する
例2:1位の人が嫌いで2位の人を勝たせたいから、2位の人の店にわざと振り込んで2位の人をアシストする
⇒自分が勝つ目的以外でのコンビプレイはマナーが悪いと考える人が多いです。

C 遅延行為

例1:銀行に行けば優勝できるのに、わざと銀行に行かない。
⇒個人的にはヘイトにより交渉が成立しやすくなり逆転が狙いやすくなるので状況次第ではむしろありがたいぐらいですが、マナーが悪いと考える人は多いです。
例2:毎ターン操作が遅過ぎる長考が多過ぎる。
⇒時々長考するのは良いと思いますが、毎ターンにはならないよう配慮した方が良いと思われます。

(2) グレーゾーンの事例

以下の行為は人によってマナーが悪いかそうでもないか意見が分かれやすい行為です。
やるやらないは自己判断で良いと思いますが、少なくとも初心者のうちは控えた方が無難かもしれません。

@ 空気の読めない交渉

例1:リリーフとなったCOMと交渉して店を交換または売買した。
⇒COMと交渉するのはマナーが悪いと考える人はいるので、微妙な空気になるかもしれません。
さっさとCOMと交渉しない人が悪いという意見を見たことがありますが、
たまたまリリーフになった人の直後の順番の人が実質最初に何度でも交渉できるので、フェアとは言えません。
また、やむを得ない事情での一時リリーフ(トイレ、電話、来客等)から戻って来た時に、不利な交渉をされていたら、その人は嫌な気持ちになるでしょう。

例2:1位と2位が交渉した。
⇒通常、交渉(店交換等)は下位同士でやることが多いので、1位と2位が交渉すると微妙な空気になるかもしれません。
ただ1位と2位が純粋に自分が優勝する確率が上がると信じてやっているのであれば、安易に否定もできないので難しいところです。
1位以外との交渉であれば、基本的には、やって良いと思います。

A 逆改築

これはセーフの方に近いと思われますが、過去に揉めた現場を何度か目撃したことがあるので、触れておきます。
逆改築とは、空き地の木の店を200Gの施設に改築する行為です。
例えば増資して3000Gになった木の店を200Gの施設に改築すると株価が約30G下がりますが、
この時ライバルが200株相乗りしているとライバルの資産を一瞬にして6000G以上減らすことができてしまいます。
揉めないための対処法としては、プレイ開始前に逆改築有か無かを確認します。
ランダムオンライン対戦では事前に確認できないため有の前提とするしかないので、基本的には、やって良いと思います。
ライバルに逆改築されるリスクを考慮し、木の店のあるエリアには安易に相乗りしない、木の店に改築されたら株を売る等で対処します。

B 先行で株価変動率を下げる

まず、株価変動率を知らない人はこれは読み飛ばして良いです。
というのもこれは、株価変動率を深く理解していないと出てこない発想なので、自分が無自覚でやってしまうおそれはないからです。

前提として、自分が勝つためにライバルの資産を減らす目的の10株売りは当然やって良いです。
微妙なのは、ライバルの資産を減らす目的ではなく、
株価変動率を下げることだけを目的として未増資エリアや誰も株を持っていないエリアを先行10株売りする行為であり、
デフレによりゲームの全体の進行速度が遅くなるので遅延行為とみなされる場合があります。
終盤で自分の勝ち筋が明確に見えている場合は、選択肢の1つとしてなくはないかもしれませんが、
これをやる人で優勝した人や強い人は見たことがなく、あまり現実的な戦法とは思えません。


3章 対人戦の攻略法 ― いたスト攻略 ―

(1) はじめに

対人戦で勝つには運もある程度必要ですが、いたスト講座(重要戦略編)の内容が分かるぐらいでないとさすがに厳しいでしょう。
できればいたスト講座(応用戦略編)の内容も分かるぐらいになっておいた方が良いです。

(2) タイプ別攻略法

いただきストリートには、様々なプレイスタイルの人がいます。
だからこそ、対人戦は、難しいし、面白いのです。
ここでは、プレイスタイル(タイプ)別の対策に触れます。

@ 妨害重視タイプ

10株売りや5倍買い崩しの頻度が多いタイプの人です。
対策は主に以下の2つなどです。
(1) 10株売りされる前に株を売る
このタイプの人に相乗りされた場合は、999G増資した後にすぐに株を売り抜いて、
10株売りされないようにすることも視野にいれた方が良いです。
例えば99株相乗りされた状態から、9回10株売りされると、株資産が下がるだけでなく、
株価変動率(※)も下がり、その後増資してもそのエリアが株価があまり伸びなくなってしまいます。
※ 株価変動率については、つかCさんのサイトの株価の計算式で詳しく説明されています。
そのため、そのまま株を持ち続けていると、妨害してきた人と共倒れになることがあります。
他にも、応用戦略編の10株売り対策を参考にしていただければと思います。

(2) 防衛増資を重要視する
3軒エリアでもガンガン潰してくるので、特に買い物料が取れる強いエリアの場合は、
安い店から増資して潰されないように注意しましょう。
なお、応用戦略編の5倍買い崩し対策もご参照いただければと思います。

このタイプの人に自分がロックオンされるとやっかいですが、
逆に他のライバルをロックオンして潰してくれることもあるので、
自分にとって有利となることもよくあります。
そんなときは、もっとやれー(笑)とかグッジョブ(笑)と言いたくなるでしょう。

A 速攻増資タイプまたは買い物料重視タイプ

あまり株を持っていなくても増資してくる人や、同じ株数相乗りされていても構わず増資してくるタイプの人です。
このタイプの人が1周目や2周目に3軒エリアや独占エリアを揃えて即増資すると、序盤からマークを集めにくくなります。
対策は主に以下の2つなどです。
(1) マーク集めをやめて上手く立ち回る
マーク集めをやめても、資金繰りが可能で、それなりに立ち回れるのであれば、無理に賞金を狙わなくて良いです。
賞金以上の金額の振り込みが見込まれるなら、マークを集めない方がマシですし、
振り込んだ人に対しては、振り込んだ金額の倍の差がついてしまいます

(例えば、1000G振り込んだら、振り込んだ人との差が2000Gがついてしまう)

(2) 賭けに出る
マーク集めをして賞金を獲得しないと、どうにもならない、または勝ちが見込めないような状況であれば、
思い切って勝負に出た方が良い場合もあります。
もしかしたら、マーク集めをさせずに手詰まりにさせることが目的かもしれませんので、
むしろ賭けに出なければ、相手の思うつぼという可能性もあります。
失敗して振り込むと序盤で、圧倒的不利となってしまいますが、そもそも半分ぐらいは運のゲームですし、
時にはそういう思い切りも大事かもしれません。
高額店を飛び越えることができると、逆に増資した人の方が手詰まりや資金不足になる
こともあるので、そうなれば賭けに勝ったと言えるでしょう。

なお、銀行に行くために必ず通るエリアを増資された場合は、賭けに出ざるを得ない場合が多いでしょう。
必ず通るエリアを増資された場合は、もはや運勝負の世界です(笑)

B 株儲け重視タイプ

株を大量に貯め込んで増資するタイプです。
対策は主に以下の2つなどです。
(1) 相乗りからの10株売り
文字通りです。
ただし、10株売りは自分の資産も減るので、状況によっては50株程度まで減らしてから10株売りするなど
自分への被害が少なくなる工夫をした方が良い場合もあります。

(2) 増資される前に5倍買い崩し
株を大量に持った状態で999G増資をさせないように、3軒エリアや独占エリアを増資前に潰します。
ただし、5倍買い崩しも自分の資産が減るため、他の2人が漁夫の利を得ることも踏まえた上で、判断しましょう。

このタイプは比較的対処しやすいかもしれませんが、共倒れにならないよう気をつけましょう。

C 相乗り重視タイプ

文字通りです。
このタイプに対しては、買い物料で追い詰めます。
基本的には、相乗りされていない方のエリアの株を買って増資します。
例えば、3軒エリアに相乗りされていたら、2軒エリアの株を買って増資するなど、じわじわと弱火で追い込んでも良いです。
相乗り者が買い物料の支払いが多くなると相乗り株を売らざるを得ない状況に追い込まれます。
相乗り株が売られた後に、そのエリアの株を買い足して増資すれば良いです。

ただし、必ず通るエリアや銀行に行くために必ず通るエリアなら、買い物料が十分に期待できるので、
相乗りされても無視して増資してしまっても良いです。
他にも応用戦略編の相乗り対策の内容も参考にしていただければと思います。


(3) 対人戦で危険な状況

@ 店運が良く、買い物料運が悪い、または周回速度が遅い

1周目で3軒エリアができたり、2周目で独占エリアができたりすると、
勝ったも同然と思うかもしれません。
しかし、運悪く買い物料が取れなければ、結果的にたいして価値のないエリアで終わる可能性すらあります。
なぜなら、そういうエリアは特に周回速度が遅いと相乗りされやすいので、株では差がつかないことが多く、
買い物料を取れなければ、結局有利にならない
場合もあるからです。

しかも店運が良いとライバルからロックオンされやすく、5倍買いや10株売りを受け転落することがあります。
店運が良く、買い物料運が悪い、または周回速度が遅い場合は、特に注意し絶対に油断しないようにしましょう。

A 店運が悪い(2軒エリアすらない、または持っている店の総数が少ない)

COM戦であれば、相乗りだけで勝つことも可能ですが、
ハイレベルな対人戦となると、相乗りだけで勝つのは、ほぼ不可能です。
2軒エリアすらない場合は、できれば下位同士で交渉して、まずは2軒エリアを作りたいところです。
無理なら、相乗りでの儲けを元手に、1軒エリアから怒涛の勢いで連続5倍買いして
3軒エリア以上を目指しても良いです。

店の総数が少ない場合は、増資チャンスが少ないので、
あまり株を貯めこまず、増資できる時に増資し
買い物料重視の戦略に出た方が良い場合が多いでしょう。

B 資金不足で、店を売るしかない状況が続く

これは、説明するまでもないですね。
赤字で強制的に店を売る場合は、定価の75%で売ることになるので、
店の数が減るだけでなく、資産も減ってしまいます。
これを避けるためには、目の前の店に止まったら強制店売りになる場合は、事前に店を自主競売にかけます
店が少ないと苦戦しますが、逆転優勝できれば、まわりから尊敬の眼差しで見られること間違いナシです!

(4) 対人戦での交渉

交渉の基本についてはいたスト30th COM戦攻略の4章で触れていますので
交渉に慣れていない方は、一度目を通していただけると幸いです。

COM戦と違って、対人戦では4軒エリアと5軒エリアの交渉も成立しますし、店の売買も成立し得るので交渉の選択肢が多いです。
そのぶん難易度が高めなので、初心者のうちは無理して交渉に応じる必要もないですし、また、無理して交渉する必要もないです。
初心者の方は、いきなり対人戦で交渉せずに、まずはCOM戦である程度交渉に慣れた方が良いと思います。

交渉する場合は、交渉後のエリアの軒数だけでなく、順位、エリアの強さ、 持っている株数、銀行から近いかなどを総合的に判断した方が良いです。